椎茸にも梅雨があってこそ。


五月下旬にシイタケの菌を植えた原木です。

白く見えるのはシイタケの菌糸で木口に現れると

菌紋が出たと言います。

菌を植えると材木の繊維を通って菌が外へ外へと伸びていって

このような状態になるのですが、我々としては菌がちゃんと動いてる

という一つの目安になります。

この状態が初期の段階でもうしばらくするとこんな感じ。



材には中心に芯という硬い部分があって、そこはなかなか菌が

回らないので外側によく回っていきます。

この段階ではまだ菌を植えたところに沿って縦に伸びていく

だけですが、今後は徐々に横方向にも伸び始めます。

さらに伸びてくると、こんな感じ。



芯を除いてぐるっと一周、菌で覆われてきました。

ここまでくると、材の中は菌でいっぱいになりつつあって

どんどんと材を食っていき秋にはシイタケの芽を作るように

なってきます。

それと同時に材の中の水分も徐々に抜けていくのでシイタケが

生える頃になると原木もかなり軽くなります。


こうやって菌が伸びていくためには日本の梅雨は絶対に必要で

人工的に散水をする方法もありますが、自然の雨には勝てません。

濡れ方が全然違うのです。

かといって、何日も降り続くと今度は逆に雨を切る作業を

しなければならないので、何事も加減が大事です。

これは原木の状態を見たり、触ったりして判断しています。


一番嬉しいのは午後から時々ある、、、、


夕立。


夕立のおかげで温度は下がるし湿度は取れるし、

ホント、毎日のようにザーッと夕立があれば散水の手間も

省けるんですけどね。(^◇^;)